
ワインのコップ屋 タカハシヨシヒコ
ワインのコップ 小
税込み・配送手数料別
「小」は3種類。「なか」を基本に、
「ちょっと大きめ」「ちょっと小さめ」に分類しました。
「小」という名前や、写真で見る印象よりも
じっさいは大きく感じるはず。
白ワインを飲むことを考えてつくられていますが、
ここにステム(脚)をつけたと仮定すると、
レストラン(それも、かなりいいレストラン)で出てくる
赤ワイン用のグラスくらいの大きさがありますから、
「どちらにも、使えます」。便利です。
なお、片手で持つときは底をしっかり
ホールドしてくださいね。
食卓でお酒を飲むとき、「飲まないひと」も
いっしょのことが多いものですけれど、
そういうかたのために、炭酸水やソフトドリンクを
あえて、このワインのコップに入れるというのも
とてもたのしい演出だと思います。
宙吹きで、口のところを磨いていない、
「液体がそのままかたまっている」という状態は、
唇に、とてもなめらか。
そのたのしさを、酒飲みばかりに
独占させておく手はありませから。
仕様
サイズ
高さ:約105〜125mm
最大横幅:約100〜110mm
重さ
ちょっと小さめ:約120g
なか:約160g
ちょっと大きめ:約180g
知っておいてほしいこと
個体差について
「ワインのコップ」は
高橋さんのガラススタジオで
1点1点手づくりされています。
大・中・小それぞれ、
だいたいの大きさはねらってつくられていますが、
型で作るようには同じに出来ません。
個体差は個性としておたのしみください。
ガラス素材について
ガラスの素材はバリウムが含まれたソーダガラスです。
その原料に、毎日制作の時に出る切り端や竿についた
ガラスなどを混ぜて溶かします。
ずっとそれを繰り返すので鉄分が混ざっていって、
若干緑色になっています。その具合もそのときでいろいろ。
大企業の工場などでは、鉄が混ざらないように、
竿についたガラスは廃棄したり、
色を溶かす時だけに使いますが、高橋さんのところでは、
捨てるガラスが多くならないように、
なるべく溶かして使っています。
ガラスの脈理と泡について
ガラスの表面にたまに、脈理とよばれる筋のような、
または点のような跡が見られます。
これは完全に混ざりきっていない部分が、
薄く吹くことによって現れてきたものです。
これも大企業的には廃棄の対象ですが、
現れ方によっては、雰囲気とも景色ともいえると
高橋さんは考えていますので、製品として出荷しています。
小さな泡についても同様です。
洗い方について
ガラスのコップは、手でさわるだけで油分がつきます。
しばらく戸棚の中においておくと、
空気中の水蒸気によって表面が曇ってくることがあります。
気になったときは、ぜひ洗って磨いてください。
高橋さんが日常的に使っているのはメラミンスポンジという
洗剤のいらないスポンジです。お湯でそそぎ、
こするだけで、油分も完全にとれて
ぶりっとした感触になります、
全部の表面がこすられていればすぐにきれいになります。
布巾などの上に伏せておけば、それだけでもオッケーですが
ガラスを拭くための布をちょっと湿らせて拭くだけでも
抜群にきれいになります。
ちなみに、通常の木綿の布巾などで拭くと、
かえって糸埃がつくことがあります。
つよくおすすめはしませんが、
食洗機で洗っている方もいるようです。
機種によっては手で洗うよりきれいになるそうですが、
乾燥するときに水滴の跡がついてしまうとの
報告もありますので、注意してください。
花瓶として使うなど、水をいれっぱにしておくと、
蒸発していくときに、ガラスの内側に
カルシウムのような白いものが付着して、
とれなくなります。ご注意ください。
扱い方について
ガラスは衝撃に弱い素材です。
落としたり、硬いものとぶつけたり、
またガラス同士がぶつかったりすると
割れることがあります。
割れてしまったもの、ひびが入ってしまったものは
修理ができません。ご注意ください。