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松徳硝子
松徳硝子がつくる手づくりの「うすはり」に、
大橋歩さんや福田利之さん、
ひびのこづえさん、塩川いづみさんなどの、
「ほぼ日」おなじみの絵をのせました。
完成品の上にデザインをのせる、
特殊なプリント技術による
手間がかかった製品なのですけれど、
手に入れやすい価格をつけることができました。
白、黒、磨りガラス風のプリントものを1728円（税込）、
プラチナ（銀）、金のプリントは2160円（税込）
という価格で販売します。
その理由は、じつはこのコップ、
松徳硝子さんの「Ｂ品」を使っているからなんです。
松徳硝子は東京・錦糸町に工場をかまえる、
老舗のガラス製造会社。
職人さんがひとつひとつ、
手吹きでガラスの器を作っています。
創業は大正11年。
創業当時は電球用ガラスを作っていたこともあり、
今も「うすはり」と呼ばれる、
ごく薄いガラス製品を作ることが得意です。
「ほぼ日」では、伊藤まさこさんの「白いお店」で
オリジナルのコップや片口を作っていただいたり、
「やさしいタオル2016」の販売時には
荒井良二さんの絵をあしらったグラスを
作っていただいたりしています。
製品のクオリティにとてもこだわりがあるのも、
松徳硝子の特徴のひとつ。
時には、わたしたちが見ると、問題無く見えるような製品でも
「形が若干歪んでいる」
「製品の規格よりも、厚い、重い」など
数回の検査でチェックされ、はじかれます。
手作りなので、どうしても製品には個体差があるのですが、
できる限り均質なものをというのが、
松徳硝子のテーマ。
今回のプロジェクトは、
そんな「うすはりグラスのＢ品」が
倉庫にたくさん眠っていると
知ったことからはじまりました。
A品として出荷をしないと決めたものですが、
使うぶんには問題がない。
ならば、「ほぼ日」のデザインと
かけ算をしてみたらどうだろう？
そんなふうに考えてみたのでした。
コストや手間をおさえるため、
乗せるデザインは、これまで「ほぼ日ストア」の
商品のために考えたものを使うことに。
「やさしいタオル」や「ほぼ日ハラマキ」用に
書き下ろしたり、デザインをした絵柄です。
（もっとも、「そのまま」では使えませんから、
コップのサイズに合うように、
デザインをし直しています。）
うすはりのコップは、透明度が高く、
ビールや炭酸水、アイスコーヒーなど、
飲み物を入れたときの姿がとても綺麗ですし
ガラスがうすい分、飲むときの口当たりも、心地よい。
そして、繊細に見えますが、意外と丈夫。
気軽にお求めいただき、
ふだんの暮らしのなかで、
いっぱい使っていただけるとうれしいです。
△塩川いづみ Stand by me 1,728円
△塩川いづみ Going my way 1,728円
△福田利之 マトリョーシカ 2,160円
△福田利之 パンが焼けました 1,728円
△伊藤尚美 デッサン 1,728円
△ひびのこづえ のどかな一日 2,160円
△ひびのこづえ クレイジーフラワー 2,160円
△大橋歩 ドコノコ 1,728円
△にゃーにゃーにゃー 2,160円
△こわくないくまのパンや 1,728円
△セフティ・マッチ氏の焚火話 1,728円
これらのグラスは、
「生活のたのしみ展ウェブストア」でも
販売予定です。
なお、松徳硝子の倉庫にあるぶんの
Ｂ品を仕入れてつくるという工程上、
数には限りがあります。
完売次第、販売終了となりますこと
ご了承ください。
職人さんが手で作り、僅かな個体差があるため
あいにく市場に出なかったコップ、
いろんなクリエイターさんの協力もあって
今回「たのしみ展」に並ぶことになりました。
ちょっと変わったこのコラボレーションを
みなさんにも面白がっていただけたら、うれしいです。
「生活のたのしみ展」とおなじ、11月15日（水）から
TOBICHI店頭では、
限定デザイン「鹿児島睦 TOBICHIの庭」を
販売いたします。
TOBICHIの庭（とり） 1,728円
△TOBICHIの庭（うさぎ） 1,728円
「うすはり」にのせた絵は、
TOBICHIのマークを手がけた、鹿児島睦さんによるもの。
東京（とり）、京都（うさぎ）のマークを元に、
今回の企画のために描き下ろしてくださいました。
（とり）は、ロックグラスの「オールド」をベースに。
（うさぎ）は、生活のたのしみ展で販売するコップと同じ
「タンブラー」をベースにしています。
どちらも、松徳硝子で定番のかたちです。
それぞれ、TOBICHI東京・TOBICHI京都
両方のお店でお求めいただけます。
よろしければ、こちらもぜひ。
※「TOBICHIの庭」2種は、「生活のたのしみ展」会場や
Web Shopでの販売はありません。
TOBICHI（東京・京都）店頭にてお買い求めください。
