このお店は、今回の
「生活のたのしみ展」唯一の日がわり企画。
「世界のいろんな紅茶をあつめたお店があったらいいなぁ」
という単純な思いつきでしたが、
紅茶の仕事をしていないのに紅茶にくわしすぎる人、
近藤直子さんというかたとたまたま知り合えたおかげで、
気がついたら、そうそうたるメンツが
そろってしまいました。
紅茶ずきのかたからすると、
「おっ、やるな」と思うような顔ぶれらしいですよ。
(よくわかってなくて、すみません)
どのお店も、茶葉の販売だけではなく、
淹れかたの実演がありつつ、試飲もできるので、
よかったら、ぜひのぞいてみてください。
4/17(水)
ティーハンターが世界からあつめた極上紅茶
ティーマーケット ジークレフ
初日はまず、さまざまな国の紅茶を
体験していただこうという趣向です。
「ティーマーケット ジークレフ」は、
数々の紅茶イベントを主催している
紅茶への造詣がたいへん深いお店。
世界のつくり手のかたがたが
「作品」として育んだ極上の紅茶を、
たのしみ展のためにえらんで提供してくださいます。
紅茶に詳しいかたも、ビギナーのかたも
それぞれにたのしめるラインナップです。
いつもお店でやっているように、じっくり話しながら
茶葉選びをお手伝いくださるそう。
試飲はもちろん、プロとおなじテイスティングを体験できる
セミナー(事前応募制)までやってくれて、
1日めからぜいたく極まりない内容です。
4/18(木)
茶園を旅するオーナーが、自らえらぶダージリン
Uf-fu(ウーフ)
2日めはインドへ飛びましょう。
ご担当くださるのは、オーナー自らが現地の茶園をめぐり、
実際に味を確かめたうえで茶葉をセレクトしているという、
紅茶インポーター「Uf-fu」。
オーナーの大西さんは、ひと口飲んだ瞬間に
その茶葉を扱うべきかどうかが分かるという、
とぎすまされた感受性の持ち主です。
今回はダージリンを中心とするラインナップに加え、
現在、採れたての新茶を産地から輸送中だとか。
もしも間に合えばそのまま会場に直送して、
販売してくださいます。
紅茶そのものだけではなく、食べものとの相性など、
さまざまなアイデアをご提案くださるそうなので、
気がるに話しかけてみてくださいね。
4/19(金)
さあよってらっしゃい、これがスリランカ紅茶です
セイロンドロップ
3日めはインドからお隣のスリランカへ。
1999年にスリランカより来日した
オーナー・ヴェルさんが東京・神保町で営む、
「セイロンドロップ」がご担当です。
目玉は、スリランカのかたが日常的に飲んでいる、
甘い泡立てミルクティ「キリテー」の実演パフォーマンス。
器から器へ勢いよくミルクティを流し入れるさまは
一見の価値ありです。
キリテー用に特別にブレンドした茶葉と
スリランカ産スパイスをブレンドした、
甘く華やかな味をぜひ試飲でおためしください。
もちろん、スリランカの農園より直接仕入れた
フレッシュな茶葉も販売いたします。
4/20(土)
ティーバッグでひろがるフレーバーティーの世界
TEA NAVIGATION
4日めはちょっと趣向を変えて、
フレーバーティにスポットを当てましょう。
ご登場いただくのは、ちょっとユニークな
ティーバッグ専門店「TEA NAVIGATION」。
「なんだティーバッグか」と侮るなかれ。
名ブレンダー・熊崎俊太郎さんの監修による本格派だから、
おいしさはお墨つきです。
今回は、ティーバッグならではのおいしい淹れかたを、
実演と試飲をまじえながら教えてくれる
「ミニ教室」をひんぱんに開催してくださいます。
(1回15分ていどで、30分おきくらいが目安です)
「ティーソーダ」など、紅茶のあたらしい愉しみかたの
ヒントも教えてくださいますよ。
ギフト用もふくめた販売のティーバッグも、
さまざまな種類をご用意くださる予定です。
4/21(日)
イギリスから参戦!
ほんとうにイギリスでつくられるイギリス紅茶
Tregothnan – The Tea Grown in England
(トレゴスナン)
そして最終日は、さあたいへんなことになりました。
紅茶の本場イギリスからこの企画に参戦してくれる
お店が登場します。
しかも、他の日にご出展くださるお店が
「えっ、ほんとうにあそこが出るの?」とおどろいた
銘店中の銘店。
英国初の茶園としてたいへん名高い
Toregothnan(トレゴスナン)です。
紅茶といえばイギリスというイメージがありますが、
イギリスの気候は茶葉の栽培には向かず、
実は長らくイギリス産の茶葉を使った
紅茶はありませんでした。
そんななか、2005年に初めて誕生した
イギリス国産の紅茶店がトレゴスナンです。
日本ではめったにお目にかかる機会がない
貴重な紅茶をお求めいただけます。
カモミールやローズ、ラベンダー、ブラックチェリー、
アールグレイなど、私たちにもなじみのある茶葉を中心に、
モーニングティ、アフタヌーンティ、ナイトティと
さまざまな時間帯に合う紅茶をご提案くださいます。
ギフトボックスも用意くださるとのことで、
なんだかもう、たのしみにするしかありません。
貴重な機会をどうぞおみのがしなく。