「ほぼ日」では「白いシャツをめぐる旅。
」
そして「生活のたのしみ展」でもおなじみの
STAMP AND DIARY
(スタンプアンドダイアリー)。
▲「白いシャツをめぐる旅。
2018」では、
ピンタックがうつくしいリネンシャツをご紹介しました。
2013年5月に南青山で立ち上げ、原宿、中目黒を経て、
現在は東京・代官山でアトリエをかまえるこのブランド、
全国のセレクトショップや百貨店での扱いがあるほか、
神戸と広島には、「HOME STORE」という名前で
百貨店内で自社のコーナーを展開しています。
主宰で、ブランドのプロデューサーでもある
吉川修一さんをリーダーに、
生地、デザインとパターンなど、
プロフェッショナルなメンバーがあつまってつくる服は、
素材がよく、着心地がよく、上品で、
ほどよくカジュアルなラインナップは、
シーズンごとに新作を発表しながらも、
「まったく古くならない」。
買い足しをしていくことで、
じぶんのワードローブがどんどん充実していく。
そんな服づくりをつづけているんです。
シーズンごとにあたらしい、
みんながおどろくようなデザインを発表するブランドと、
吉川さんのSTAMP AND DIARYがちがうのは、
その「かわらない」というところ。
もちろん、ディテールや素材に変化はありますし、
まったくあたらしいテーマを打ちだすこともありますが、
「2着目、3着目として、違和感がない」
服づくりは、たくさんの人の支持を集めています。
立ち上げてから6年間、
たくさんの服をつくってきた
STAMP AND DIARYですが、
ブランドの宿命といいますか、
新作を発表するときの「サンプル」というものがあります。
それは製品となんらかわることはないのですけれど、
いちばん最初にできあがった1枚、ともいうべきもので、
撮影に使ったり、展示会でならべたり、
そんなふうに使うのみで、
じっさいにお客様に売ることはありません。
また、生産管理上、すこし多めにつくってあって、
倉庫に眠っているような服もあって、
今回の「生活のたのしみ展」には、
そんなサンプルや在庫を、一気に出しましょう、
とうことになりました。
服づくりは、素材かけるデザインが基本ですが、
その素材のなかには「いまは手に入らない」ものもあります。
どんなにすばらしくても、
つくっている工場が廃業するだとか、
原材料が手に入らなくなって断念するだとか、
いろんな理由がありますが、
「あんなにいい素材だったのに、もうつくれない」
というものもあるわけです。
たとえば、STAMP AND DIARYを立ち上げるときに
つくった、オリジナルファブリックのリネン。
あるいは、今は取り扱いができなくなってしまった
スイスコットン。
これらは「いまは売られていないけれど、いいもの」。
そんなアイテムも、今回、店頭に並べようと思います。
セール、ということではありませんが、
もう販売を行なっていないものですから、
価格は「なるべくお求めやすい価格をつけます」と吉川さん。
1点ものが多いので、
「サイズちがいがない」なんていうこともありますが、
どうかご容赦ください。
ブラウス、ワンピース、カーディガン、カットソー、
スカート、パンツなど、アイテム総数は900点ちかく(!)。
姉妹ブランドの「ユティリテ」のサンプルもありますよ。
試着コーナーももうけますので、
いろいろためして、お気に入りの一着を
みつけてくださいね。