ベトナム・フランス・東京。

スタンドバインミーの噂をききつけてきたのは、
ほぼ日内の最大の食いしん坊ともいえる武井です。

その武井が、知り合いに聞いたといって
教えてくれたのです。

ベトナムに何回も行っている乗組員が
すぐさまお店にいき、
そのおいしさに感激をして帰ってきました。

普段だと話はそれだけで済んでしまうのですが、
折しも、「生活のたのしみ展」のテーマが
「東京と世界」に決まり、
出店いただくお店を探している時期で、
さらに、「ほぼ日」の研修旅行の行き先が
ベトナムと決まっていた時でした。

これもなにかの縁にちがいないということで、
店主の白井さんに連絡をさせていただき、
出展をお願いしました。

お話をお伺いしてみると、お店の料理は、
ベトナムのベトナム料理ではなく、
一度フランスにわたったベトナム料理をベースにしている
ということをお聞きして、
スタンドバインミーさんのバインミーの味が
「なんかちょっと違うぞ、違うのがおいしいぞ！」と
思った理由なのだとわかりました。

メニューは2つ
サバトマトバインミーとボブンです。

本当は、お店でたべられるメニューを全部！
とお願いしたいところですが、
なにせキッチンカー、限られたスペースになりますので、
メニューを2つに絞っていただきました。

ご紹介しましょう。

サバトマトバインミー。

鯖とトマトを煮込んだものに、
白ワインビネガーでつくったなますと
ベトナム料理らしく生のハーブをたっぷり挟んだ
バインミーです。

ボブン。

これがまさに、フランスのベトナム料理のメニュー、
ボブンです。

ベトナムではブンボーと呼ばれる料理ですが、
フランスで独自に進化したものだそうです。

米粉の麺の上に牛肉と揚げ春巻き、
そしてこれまた生のハーブをどっさりのせて、
甘辛ソースであえて食べます。

フォーのように汁があるわけではありません。

キッチンカーの出るエリアには、
椅子やテーブルなどが配置されていますので、
春の気持ちのいい気候のなかで
ベトナム料理をお召し上がりください。