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林屋海苔店のお店

林屋海苔店

5日間限定で、海苔屋さんが築地から。

築地・場内市場の
「魚がし横丁」と呼ばれるエリアで
早朝から日々威勢よく営業をつづける
海苔の問屋さん、林屋海苔店。

創業60年を超える築地の老舗です。

このお店、どんなかたが顧客なのかというと、
たとえば真剣に仕事をしているおすし屋さん。

彼らは、海苔の仕入れでも、
味がなるべく一定になるよう、
確かな目利きのできる問屋さんとよく話し合って、
年間に使う海苔の計画を考えるそうです。

それぞれのおすし屋さんの好みの個性のある、
よい海苔を探してくれる
「目利きのできる問屋さん」として仕事をしているのが、
「林屋海苔店」の三代目、
「ほぼ日」が信頼する、相沢裕一さんです。

その相沢さんの仕入れる「ある個性の海苔」に、
糸井重里が、すっかり魅了されたところから始まった
「ごちそう海苔 海大臣(うだいじん)」。

その販売も2017年で10年目を迎えました。

毎年、数量限定ではありますが、
「確かなおいしさの海苔」を、みなさんにお届けしています。

(海大臣については、こちらをごらんください。)

今年は、じつは、海苔の当たり年ということもあり、
過去最高、12種類の「海大臣」を販売しました。

現在、第1期の販売は終了していますが、
12月に控える第2期の販売を前に、
その林屋海苔店さんに、
「生活のたのしみ展に出ませんか?」

と、お話をしてみました。

「そりゃあもちろん出てみたいですよ!

でも、冬の販売用にとってある今年の海大臣を
先に売っちゃうわけにもいかないですし‥‥」

と、最初は迷っていた相沢さんでしたが、
いろいろお話をしているうちに、
いくつか、みなさんにおすすめしたい、
今回限りのスペシャルな海苔を販売しよう、
ということになりました。

3種類、4アイテムの

スペシャルな海苔が登場します。

まずは「海大臣 番外」。

今年の海苔を選考するタイミングでは、
仕入れが間に合わなかったけれども、
その後仕入れたなかから、
海大臣クラスのおいしい海苔として
相沢さんが太鼓判をおす海苔があるというのです。

試食をさせていただき、「なるほど」と感じました。

これは番外と名付けて出すのにじゅうぶんのおいしさ!

これを2種類(番外 壱・番外 弐)入荷して、
販売をすることにしました。

(撮影:大江弘之)

「番外 壱」は、しなやかさとツヤ感があって、
穴が多めの海苔です。

シャクシャクとした歯ごたえのあと、
さらっと口のなかで溶けていき、
塩味は控えめなのですけれど、
あまく、まろやかな後味が残ります。

ごはんとの相性はもちろん抜群。

酢飯で「細巻き」にしてもよさそうです。

うどんやお茶漬けなども、よさそうです。

チーズ、めんたいこ、おさしみ‥‥

いろんなものをくるんで、おつまみにもおすすめ。

(撮影:大江弘之)

「番外 弐」は、厚みがあって、手で折ると
「ぱりん!」と割れる、元気のいい海苔。

歯ごたえもかりっとしていて、数枚重ねて食べても
ザクザクとした食感がたのしめます。

塩分がひかえめなぶん、
ほかの食材と組み合わせたときに
海苔の甘みやうまみをしっかり感じさせながら
その食材を引き立たせる役割も。

これは「手巻き」に使ったらさぞや‥‥!

と思う海苔です。

いずれも、海大臣と同じ、30枚入り4700円(税込)、です。

(撮影:大江弘之)

そして、かねてから「ほぼ日」から相沢さんに
提案をしてきた「海大臣ふりかけ」が完成しました。

こんなにおいしい海大臣なのだから、
その味をいかした「ふりかけ」が
あったらいいのにと考えたのです。

仕入れの量の関係で、なかなか実現しなかったのですが、
当たり年の今年だったらできる! と、試作を重ねて、
この「生活のたのしみ展」に間に合うことになりました。

味はとてもシンプルです。

というのも、「みんながおいしい」と
想像するふりかけの味って、
ちょっと甘くてしょっぱいのですね。

でも海大臣にそういう味をつけてしまうと、
せっかくの「海苔ほんらいのおいしさ」が隠れてしまう。

いくつか試作をしてみたなかから、
味は「ごま」にだけつけることにして、
海苔とあられは、調味をしないでミックスする、
という方法を選びました。

ごまは、関西の老舗のごまメーカーさんがつくる
「京ごま本醸造醤油仕立て」。

あられは、静岡のお茶「つゆひかり」の玄米茶に使う、
ゆめぴりかの煎り玄米を使っています。

ごはんに「たっぷり」かけても、そんなにしょっぱくありませんし、
(そのまま、おつまみにもなりそうなくらいです)

さらりとした、ふりかけです。

これを瓶詰めにして、90グラム入り、2160円(税込)で販売予定です。

もうひとつ、これはじつは、築地に行くたび、
もし在庫があればぼくらも購入するアイテムなのですが、
「林屋海苔店のおいしい海苔の裁ち落し」。

海苔を製品として形を整えるさい、
どうしても出てしまう「端っこ」。

それを集めて、ひとつの袋にがさっと入れたもので、
そばやうどん、お茶漬け、スパゲッティなど、
もみ海苔や刻み海苔がほしいときにちょうどいい。

いろんな海苔の切れ端が入っているので、
味の複雑さも面白いのです。

(かたちも、ばらばらです。)

また、海苔の端っこというのは、
どうやら塩味や旨みがちょっと濃いらしく、
これを集めてもらい、
がさっと大袋にいれて販売をすることにしました。

こちらは、100グラム入りで1080円(税込)、です。

相沢さんによると、「炊きたてのごはんに、バターをのせて、
この海苔をたっぷり、そして、おしょうゆをさっとかけて、
かっこむと、とってもおいしいんですよ」とのこと!

こんな商品をならべて、
林屋海苔店がちいさなブースをつくります。

いずれも数量限定。たっぷりめに用意しておりますが、
気になる方はおはやめにいらしてくださいね!