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海狸ぱん ビーバーカンパーニュ量り売り

BEAVER BREAD

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海狸ぱん ビーバーカンパーニュ量り売り

BEAVER BREAD

東京の下町、東日本橋に店を構える
人気のパン屋さん「ビーバーブレッド」が、
生活のたのしみ展に初出展します。

キッチンカーで販売するのは、
とんでもない大きさの「カンパーニュ」。

これはもともと、銀座のフレンチビストロ
マルディ グラのための特注品だったパン。

長さ70センチのうんと大きなパンですが、
その場で好きな大きさに切ってお渡しします。

価格は、10g18円。
店頭のサンプルを参考に、
「これくらい!」とご注文くださいね。

隅田川の西側、駅でいうと
馬喰横山、東日本橋、小伝馬町あたり。

ふるい問屋街のなかのビルの一角に、
ビーバーブレッドはあります。

ここは、全国のパン好きのひとたちが、
いま、いちばん食べてみたい
東京のパン屋さん、かもしれません。

「ほぼ日」が、ビーバーブレッドの店主で
ブーランジュリー・シェフである割田健一さんを知ったのは、
有名なフレンチレストラン「レカン」のパン部門
「ブーランジュリーレカン」に勤めていた時代のことでした。

ある料理雑誌の編集者のかた(もちろん、食いしん坊です)が、
割田さんがどういう人か教えてくれたのですけれど、
有名な「ビゴの店」の出身で、
そのころから「名人」「天才」なんていう言われ方をし、
あまたの名レストランから指名でパンの注文がくるほどだったと。

どうやら割田さんを引き抜きたい
大手のパン屋さんがいるらしい、とか、
でも本人はどうしたいのか謎だ、とか、
すっかり業界のうわさになっていたんだそうです。

その後「レカン」に移り、
銀座のレストランの玄関にちいさな店をつくります。

フレンチレストランなので、
その頃のラインナップは、いわゆるフランスの、
パリにあるようなブーランジュリー的なもの。

バゲットあり、クロワッサンあり、
そして甘い菓子パンあり。

焼き立てが並べられる銀座の店は、大人気となりました。

その後、割田さんは店をやめ、独立をします。

そして構えたお店がこの「ビーバーブレッド」。

ブレッド、ベーカリー、ブーランジェリー、ベイク、
共通する頭文字の「B」を店名の一部にしたくて、
親しみやすいどうぶつの名前である
「ビーバー」をつけたそう。

レストランや食の業界の人たちは
割田さんがどんなパン屋をつくるのだろうと虎視眈々でしたが、
意外なことに割田さんがはじめたのは
「みんなが大好きなニッポンのパンをつくる」ということでした。

お総菜パンだったり、菓子パンだったり、
昭和の時代からずっとみんなが好きだったパンを、
日常的においしく食べてもらいたい、と。

だからビーバーブレッドのお店にはメロンパンもあるし、
クリームパンも明太フランスもあります。

なかなか「レカン」の時代にはできなかったことです。

このあたらしい挑戦は、
「いままでと同じこと、同じ流れじゃないことを、やりたい」
というきもちも、原動力になりました。

せっかくあたらしいお店なのだから、
あらたしい自分のほうがいいんじゃないかな? って。

ふと割田さんのパンってなにがちがうんだろうと思いました。

どこがちがうって言われるんですか? ときくと、
本人は「それが、どう違うのかは言われないんですよねえ」と。

ただ、自分で思うのは、同年齢のパン職人のなかでは、
「誰よりも場数が多かった」ことと、
「注文を断らなかった」ことが、じぶんの力になっているといいます。

そして「あたらしいことをしたい」という気持ちは、
好きなファッションデザイナーが、シーズンごとに、
まったくあたらしいデザインを世界に発表する、
そのチャレンジの姿勢を、
どこかでお手本にしているのかもしれない、とも。

「でもね、“オレのパンを食べてくれ!”なんていう主張は、
みじんも、ないんですよ。

みんなが食べたいなって思うパンをつくりたい。

おいしいパンをつくりたい。
ただそれだけなんです」

●今回は1種類のみ、量り売りです。

「生活のたのしみ展」にあたって、
割田さんとずいぶん話をしました。

ビーバーブレッドのそうざいパンを
そのまま持ってくる‥‥うーん、それじゃつまらないなあ。

そんななかで見つけたのが「カンパーニュ」でした。

▲これでも半分! です。

これは、今回「生活のたのしみ展」に
別のフードトラックで出展する、
銀座のフレンチビストロ「マルディ グラ」の
和知徹シェフの依頼でつくった、
長さ70センチ、高さ30センチという、
とんでもなく大きなパン。

巨大なラグビーボールのようなかたちをしています。

和知さんのレストランではこれを少しずつ切って、
何日もかけて提供しています。

焼いてからしばらく経ってもちゃんとおいしいパンなのです。

カンパーニュ、は、正式には
「パン・ド・カンパーニュ」。

フランスパンの一種で、田舎風のパン、という意味。

精製度の高くない小麦粉(ライ麦など)を使う素朴なパンで、
パリのひとびとが、出身地を思いだして名付けたとも言われます。

伝統的なつくりかたのもので、ほんのり酸味があるのが特徴。

だから、フレンチのような「がっつり」した
濃い味の料理によく合います。

大きいので、焼くのに時間をかけますから、
表面はカリッと、なかはしっとり。

噛めば噛むほど味がふかくなる、おもしろいパンです。

最初はお店には出していなかったカンパーニュですが、
お店の奥の厨房でつくっているのを見たお客さんのあいだで
「あれは何?」と話題になり、
いまでは量り売りで販売をするようになりました。

(お店では「マルディ グラ」って呼ばれているんですって!)
そのスタイルを、今回
「生活のたのしみ展」に持ってくることにしました。

店頭に「サンプル」の厚さをならべますので、
だいたいこれくらい、とご注文ください。

割田さんたちがカットして
(スライスはできません。
まるっと切ります)、
ふくろに入れ、計量。

価格は10gあたり18円です(端数は切り捨て)。

おうちに持ってかえり、うすくスライスして
サンドイッチにしてもいいですし、
厚めに切ってあたためてから、
ブランチやディナーのテーブルにのせてもさまになる。

そのままどーん! と置いて、
切りながらワイワイ食べるのもたのしそうです。

1日6コ、焼き立てを東日本橋からはこぶ予定。

なくなり次第終了です。
ご容赦くださいませ。

4/21|18:45更新

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