A8

京都 高山寺の
いぬころの店

小林常司

A8

京都 高山寺の
いぬころの店

小林常司

「重要文化財のいぬの彫刻」のレプリカが
ひたすら並ぶ、ひときわ変わった店へようこそ!

小林常司さんは、
京都にある「あの」清水寺御用達の左司(左官職人)。
古い神社仏閣の左官をまかされている業者は、
京都に数えるほどしかないというから
実に立派でレアなお仕事です。
そんな小林さん、現代アート作家でもあります。
今回、その気質に火が付いたのか(?)、
京都・高山寺のいぬの彫刻(国の重要文化財です)の
レプリカを、なぜか自腹で2,500個つくったのだそう。
モデルは、京都 高山寺の明恵上人が
たいせつにしていたというこいぬの彫刻で、
鎌倉時代の仏師 湛慶(たんけい)作と言われています。
原型は「ほぼ日」で連載していた
「カミロボファイト!」の造形作家・安居智博さん。
制作はプレスポップギャラリー。
文字通り「高山寺のいぬの置物」だけがならぶ
不思議なお店、ひやかしでも構いませんので、
どうかチラリとのぞきにきてくださいませ。