三國万里子・なかしましほ

長津姉妹店

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ニットデザイナーの三國万里子さんと
料理家のなかしましほさん、
実姉妹のふたりが旧姓「長津」を屋号にして
開くショップが「長津姉妹店」です。
(ながつ・しまいてん、と読みます。)
15年ほど前にスタート、不定期で開催してきたこのお店、
しばらくお休みしていたのですけれど、
今回の『生活のたのしみ展』で
およそ6年ぶりの復活をすることになりました。
お店のテーマは、ふたりがいつも大事にしている
「食べること、着ること、つくること」。
生活のたのしみ展でおひろめとなる、長津姉妹店×ほぼ日の本
『スール(SOEURS)』をはじめ、
三國さん愛用の100年前のアンティークなコートを復刻した
インディゴ染めアトリエコート/ワンピース、
なかしまさんオリジナルレシピの
『おやつミックス』などがならびますよ。

長津姉妹ってどんな人たち?

長津姉妹の姉は、三國万里子さん。
(しつこいようですが、
料理家・なかしましほさんの実のお姉さんです。)

三國さんの本業はニットデザイナー。
「ほぼ日」でも編みものキット

ほぼ日手帳、水沢ダウンなどのデザインを手がけており、
「気仙沼ニッティング」
ニットデザインもつとめています。
最近では、宮沢りえさんや星野源さんなど、
12人ひとりひとりからリクエストを聞いて編んだ
セーターの作品集『うれしいセーター』を上梓しました。

一方、妹のなかしましほさんは、料理家。
foodmood(フードムード)という
小さなおやつの店の店主でもあります。
つくることだけでなく、
おやつやごはんのレシピを考えたり、
書籍や雑誌、映画、広告などの
フードコーディネートでも活躍しています。

三國さんとなかしまさんは、
もちろん仲は良いのですけれど、
「仲良し」ではくくれないような雰囲気を持っています。
いちクリエイター同士として、
お互いの仕事や作品をリスペクトし、
たまに仕事の相談などもしているということです。

ふたりでつくる、初めての本。

今回、長津姉妹店に置かれる
いちばんの目玉商品は、ふたりが、
「ほぼ日」といっしょにつくった本
『スール(SOEURS)』です。
ふたりとも個人の著作はたくさんありますが、
“ふたりでの本”は初めてです。

さかのぼることウン十年前、
おふたりが小学生の頃のお話です。
幼い頃から「つくること」が好きだった長津姉と、
食いしんぼうだった長津妹。
ふたりが好んで読んでいたのは、
学研の手芸の雑誌『ピチ』と
その姉妹誌である、お菓子の雑誌『メル』でした。

いずれもアイドルが表紙でしたけれど、
アイドル目当てではなく、
本格的なドイツ菓子のつくりかたや、
セーターの編み方が載っていたので、
ちいさなふたりは夢中になりました。

「実際に手芸をすることよりも、
あこがれが先行だったように思います」と三國さん。
「そうそう、布団の中で夢中で読んでいたよね」
と、なかしまさんも当時のことを思い出します。
先生もいないし、道具も材料もないなか、
2冊の雑誌はふたりを編み物や料理の世界に
連れて行くのに、じゅうぶん魅力的だったのでした。

「いつか、ふたりでなにかしたいね」
それはおとなになって
ニットデザイナーになった三國さんと
料理家になったなかしまさんが、
ふとしたきっかけで話したことでした。
「ふたりでつくるとしたらなんだろう?」
「‥‥本、かな?」
「あの頃の『ピチ』や『メル』みたいな?」
「それ、いいと思う!」
そんなふうに始まった本づくりの企画。
自分たちのことをまったく知らない人でも、
「なんだか、おもしろそうだなぁ!」
と思ってもらえる記事をつめこんで、
ちいさな頃に感じていたワクワクを
同じように届けられたら──と。

その気持ちが結実したのが、今回、
「生活のたのしみ展」でおひろめとなる、
『スール(SOEURS)』です。
書名はフランス語で“姉妹”という意味。
この本のなかには、ふたりが持つそれぞれの
“レシピ(作り方)”が掲載されています。

たのしい記事もたくさんあります。
ふたりのルーツを探るために
「故郷をめぐる旅」なども行われました。
『スール(SOEURS)』は長津姉妹発案の本ですけれど、
編集を担当した「ほぼ日」のめんめんは、
「どうしたらこんなステキな姉妹が育つの?」
という疑問を解決すべく、
実家・新潟県胎内市まで出かけ、
ふたりを育てた環境をさぐってきました。
なじみのあるお菓子屋さんなどをまわったり、
おとうさんやおかあさんへの取材をしたり。
三國さんが小学生の時に作った作品
(フェルトでできたおひなさまのようなもの)や、
ふたりの昔の写真も見せてもらいましたよ。

現在、拠点をおいている東京近郊では、
ふたりが好きなお店をめぐる企画も。
なかしまさんは「菊水堂」という
大好きなポテトチップスの工場へ、
三國さんはお気に入りの古着屋さん
「TORO」でインタビューをしています。
「生活のたのしみ展」の長津姉妹店では、
以前「TORO」で見つけた
ネイティブアメリカンの伝統的なスカートを
ヒントにしたパッチワークスカートの材料セットを販売。
『スール(SOEURS)』には、
そのつくりかたのレシピを掲載しています。


▲三國万里子さんがデザインしたセミノールパッチワークスカート。


▲「生活のたのしみ展」では材料セットを販売します。

このほか、三國さんがなかしまさんのために編んだ
『しーちゃんのチョッキ』のレシピも
(三國さんはなかしまさんのことを
「しーちゃん」と呼んでいます)。

別売りの毛糸セットとボタンで、
同じものをつくることができます。


また、なかしまさんがこども時代、
つくったという
「ビスケットケーキ」のレシピにも注目です。

ほかにもアイテムがいっぱい!

長津姉妹店には、『スール(SOEURS)』以外にも、
たくさんのアイテムがならびます。
たとえば、インディゴ染めのアトリエコート/ワンピース。

三國さん愛用の、100年前のアンティークのコートを
復刻したモデルです。また、なかしまさんは、
オリジナルの配合でクオカさんとつくったミックス粉、
「おやつミックス」を。

ホットケーキやドーナツなどが
簡単に、おいしく作ることができるミックス粉を、
「生活のたのしみ展」で発売します。
また、愛用のキッチン道具の販売や、
限定500箱のfoodmoodのクッキーボックスもありますよ。

三國万里子さん、なかしましほさんの在廊時間

生活のたのしみ展当日のお二人の在廊時間は下記のとおりです。

三國万里子さん
3/24〜26の会期中、毎日
13時ごろから16時ごろ。
ただし、在廊時間中でも、たまに休憩などで
いらっしゃらない場合もあります。

なかしましほさん
3/24〜26の会期中、「たのしみ食堂」と
「長津姉妹店」の店舗をいったりきたりされる予定です。
食堂のこみ具合によって、
「長津姉妹店」のブースにいらしてくださいますので、
在廊時間は決まっていません。