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KYOKO TSUDA
あそび心のあるジュエリー

津田恭子

「KYOKO TSUDA」は、
ジュエリーデザイナーである津田恭子さんが
2015年からはじめたブランドです。

まるでグラフィック作品を見ているかような
個性的なデザインと色使いが特徴のジュエリーは
ひとつ身につけるだけで、いつものコーディネートが
たちまちパッと華やかになるんです。

津田さんは、ジュエリーデザイナーを軸としながら、
グラフィックや空間のデザイン、
イラストレーションなど多岐にわたって活躍をしている
とってもパワフルな女性です。

「ほぼ日」との出会いは、いまから数年前、
津田さんが学生の時に、
ほぼ日のデザインチームのアルバイトとして
働いていた事がきっかけでした。


「ほぼ日」でもおなじみの商品、
「おらがトマト」や「ほぼ日の日本茶」などの
パッケージのイラストも、実は、
津田さんが担当したものなんですよ。

グラフィックやイラストを中心に活動をしていた津田さんが
ジュエリーの制作をはじめたのは、
学園祭でジュエリーを販売したのがきっかけだといいます。

「大学の学園祭で、独学で作ったジュエリーを売ったんです。


自分の作品を商品として売ること自体も初めての経験で、
色々なことが新鮮でした。


お客さまの反応を間近で見る事ができたのが
なによりうれしかったんです。


自分が良いと思ったものを、良いと思ってもらえたんだ。


なんて楽しいんだろう! って思いました」

ひとと話すことが好き、という津田さんは、
ふだんから、お客様との会話をヒントにしたり、
その人の雰囲気に合わせて、
「似合うもの」をお見立てするのもたのしみのひとつ。


そうして「職業として」のジュエリーデザイナーの道に
進んでいきました。

自分が欲しい!と思うものだけ。

さて、いくつか作品をご紹介しましょう。


ビーズの色や形の組み合わせ次第で
印象が大きく変わる「BIJOU」は、
KYOKO TSUDAの代名詞といえるシリーズ。


なんと多い日は1日50ペア(!)も
組み合わせを考えるのだそう。


感覚を研ぎ澄ませなくてはできないこの作業、
制作のなかでも一番集中する工程だといいます。

「時間が経ってから、デザインの確認をして、
ピンと来ないものはバラしたりもします。


本当に自分が良いと思うものだけを
最終的に商品として加工することにしています」
BIJOUシリーズの価格は¥7,776(税込)です。

つづいて、「OHANA」シリーズ。


青の色合いが磁器独特で、どこか懐かしい雰囲気の
陶でできた焼き物による鳥のブローチや、
お花のピアス、イヤリングが並びます。


生活のたのしみ展にて初披露の、新作も出るそうですよ。

「NEOMETEO」シリーズは、
“宇宙から落ちて来た隕石”がテーマ。


土に顔料を練り込んだ色土をつくり、
その土の組み合わせで様々な表情をつくることにより、
見たことのない未知なる石を表現しています。


ピアスやヘアゴム、ブローチなどが並びます。


価格帯は、3千円台のものから、
1万円程度のものまでさまざまです。

見ているとわくわくして、
いくつも欲しくなってしまう「KYOKO TSUDA」のジュエリー。


津田さんが本当に良いと思うものだけを選び抜いて、
会場では本人が直接、接客しますので、
どんどん、話しかけてみてくださいね。