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KASANE - MITTANのかさねる服

MITTAN

MITTANが、あたらしい
「かさねる服」のお店をつくります。

MITTANは、京都に拠点を置くブランド。

主宰でデザイナーの三谷さんを中心に、
世界のあちこちに遺っている衣服や生地を、
歴史から研究して、現代に反映させた、
「あたらしい民族服」をつくっています。

■MITTANの公式サイト
http://mittan.asia/

民族服、といっても、
古くさいイメージはまったくなく、
過剰にエキゾチックな印象もありません。

ゆったりと軽い着心地でありながら、
自然にからだにそって、ちゃんとおしゃれな服です。

素材には、日本各地のほかインド、ラオス、中国など、
アジア圏でつくられた布を使っています。

縫製にもちいる糸は綿や絹、
ボタンなどは貝、真鍮といった天然素材が主。

糸、布、染め、縫製のすべてに気を配り、
腕のよい職人さんが日本国内で縫いあげています。

ほぼ日では、H.P.Eの谷由紀子さんの「ラオスの布」を、
服に仕立てるお仕事もされました。

「生活のたのしみ展」には、今回はじめての登場です。

■ほぼ日の記事「MITTANさんのこと。」
http://www.1101.com/cloth2016/mittan.html

布のかさなり、色のかさなりを
たのしむ服、「KASANE」

「生活のたのしみ展」のために、
MITTANがつくったのが、
あたらしい服、「KASANE」です。

デザインのインスピレーションは
中国のトン族という少数民族の衣装から、
布地はインド、西ベンガルでつくられた、
手紡ぎ、手織りの「カディ」。
重ね着をたのしむ薄手のジャケットです。

同じパターンの2枚の服を重ねて、
衿や袖を折り返せばはっきりと、
袖口や裾からはちらりと、色のかさなりがあらわれます。
重ね着の上下を変えればまた違う雰囲気になります。

布そのものにも、手紡ぎ、手織りゆえの表情があり、
1枚で着ても、さりげなく存在感のある服です。

ベルトとして使う紐の色が選べますから、
着こなしのバリエーションがたのしめます。
1 枚あたりの価格は、
21,060円から24,300円(税込)です。

お店には、「KASANE」以外のアイテムも。

日本人が昔から着ていた綿入れ半纏をイメージした
MITTANの定番、一重仕立ての「半纏コート」。
(ショート 49,680 円 税込。ロング 59,400 円 税込)

カシミヤ級のしなやかさと暖かさ、
長めのリブ部分を折り返して丈が変えられ、
ホールガーメントで着心地のよい
「腹巻きセーター」(27,000円 税込)
軽いはおりものとして便利な、長めの着丈の
「ラオスコットンロングシャツ」(39,960円 税込)は、
手紡ぎ、手織り、草木染めで、
パッチワークのような織り模様が目をひきます。

ほかにもパンツなど、
MITTANらしいアイテムが並びます。
お店は、H.P.Eの「ラオスの布」と、お隣りどうし。
アジアの手仕事の布の世界に、
ひたることができそうですね。

MITTANの服は、
「生活のたのしみ展」店頭のみでお求めいただけます。

今回の「生活のたのしみ展webストア」での販売はありませんが、
来年春ごろに、「ほぼ日ストア」での販売を予定しています。
まずはじっさいに、目で、手で、実感してください。