水野仁輔さんの、生活のたのしみ。

たのしみコラム2017-03-08

今回「たのしみ食堂」で日替わりカレーを出してくださる、
“カレースター”の水野仁輔さんに、
ご自身の生活のたのしみについて、聞きました。

「生活のたのしみですか
‥‥うーん、『香り全般』ですかね。
香りのするものには、ぜんぶ興味があるんですよ。

たとえば毎朝の習慣として、ぼくは出汁をとっているんです。
平日はいわゆる昆布、カツオ、煮干しなどでとって、
週末はブイヨンとか、鶏ガラと根野菜とか、
ちょっと時間のかかるものでとるんですけど、
その時間がけっこう好きなんですね。

また、毎朝お茶も淹れるんですが、
家にウーロン、ジャスミン、紅茶、黒茶とか
10種類くらいの茶葉を常備してあるんですね。
毎回『どれにしようかな』とかやっているんですけど、
その時間も好きなんですよ。

スパイスもそうですし、
そんなふうに香りをたのしむことが、
ぼくはけっこう好きなんですね。
外にいるときも、ただよってきた香りに
『これは何だろう?』とか考えるのもたのしい。
生活のなかのそういう香りに、
ぼくはいつもいい刺激をもらってますね。
 
花の香りも、もちろん好きですよ。
いま家にあるお茶のひとつは、
上海のお茶屋さんで買ってきた
黒茶に金木犀の花をブレンドしているものですけど、
それも大好きなんです。
あと、そのブレンドする前の
金木犀の花だけのものももらってきていて、
ときどきそれをとりだして香っては、
『いいなあ』とか味わってたりもします(笑)。

あとぼくはモルトウィスキーが好きなんですけど、
やっぱりそれも、ものによって
香りがぜんぜんちがっていて、たのしいんです」

そうですか‥‥香り!
水野さんの作るカレーはなんだかいつも、
とくべつ食べたあとの満足感が高い印象があるのですが、
水野さんのふだんからの「香りへの意識の高さ」も
その理由のひとつかもしれない、と思わせられたお話でした。

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